伊藤セツ研究BLOG

このブログは、当初は、勤め先の教員紹介に付属して作成されていたホームページ。定年退職後は、主に、教え子たちに、私の研究の継続状況を報告するブログに変えて月2-3回の更新。
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「野ばら」コンサートと高尾山の紅葉と八ヶ岳の赤岳

わが家の近くからも、真っ白な富士山が見える季節となった。
そして、昨日まで1枚残っていた柿葉フレディ君は、今朝はすでにさよならしていた。柿の実の方は、にぎやかにやってくる、ひよどり、めじろ、すずめのお腹を満たして、昨日30個ついていたはずが今日は20個ぐらいに減っていた。フー吉は、陽だまりの縁側にでても、小鳥なんてもう興味ないと、自分の身づくろいに余念がない。小鳥たちも、無害なフー吉なんかに目もくれない堂々と柿を上手についばんでいる。

11月18日、東京北区の「北とぴあ国際音楽祭2012参加公演 野ばら×91」を聴きに行った。
その意味は、知る人ぞ知るなので説明はしない。
1時から9時まで7部構成でのコンサートは、大成功であった。友人の故坂西八郎さんの仕事・遺志は、若い芸術家にこうして引き継がれていくという実感が持てた。
バリトンの土田悠平氏によって歌い上げられた第7部は圧巻だった。特にアルメニア人、ロマノス・オヴァキロヴィチュ・メリクヤン作曲のアルメニア語の歌詞の「野ばら」を、アルメニア出身のカレン・イスラエリヤンのバイオリンの伴奏(ピアノは田村修平氏)で土田氏が歌い終わった時は格別だった。これが、アルメニアの「野ばら」!アルメニアから3週間前に帰国したばかりの私には、直感的に(何の音楽的、詩的知識なしに)世界に散ったアルメニア人の心を歌ったように思われた。
高校時代からの親友、坂西雅子さんと並んで、若い芸術家たちの「無謀」とも思えたこの企画の成功を心から祝い、彼らの将来に対して、手の痛くなるほど、拍手を送った。

11月20日、高校時代の友人と高尾山に登った(といっても半分はケーブルカー)。11月は高尾山のもみじ祭りの最中。平日なのにものすごい人出。この木の紅はすごいが、全体は黄色が多い。

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11月21日~22日、八ヶ岳の麓に行った。
これは、山梨県側から見た八ヶ岳の最高峰、赤岳(2899m)である。

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研究は、コーカサスの地を思いながら何度も修正し、加筆し、苦闘している。
最近の私の心情に「です」「ます」調はあわない。




| 近況 | 12:58 | - | - |
グルジア軍用道路とゴリのスターリン博物館
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グルジア軍用道路とコーカサス山脈の一部(2012.10.22)

アゼルバイジャンの猫で、旅のことは終わりにしようと思いましたが、今回の旅の目的の一つであったグルジア軍用道路を通ったこと、コーカサス山脈の景観を身近に観ること、スターリンの出生の地や博物館を観たことの内容等を、ブログに文章で書くことをサボりました。これらは、執筆中のものの中のある文脈に入れている最中ですが、せめて写真だけでも載せておきましょう。

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スターリン博物館の展示室の入口の右側の暗い所にかけてあった絵(写真は自由、無料)

真っ黒に写ったもの(Yのデジカメ)をやっとここまで修正。1926年、第7回EKKI総会時の一こま。女性が二人写っています。この絵はY以外誰も気付かず、博物館のガイドも何の説明もなく通り過ぎました。
下に、グルジア語とロシア語の説明がありました。この絵が、私だけに語りかけるもの大です。
それを書かなければなりません。


旅が終わって、2週間余り。この間、国会前2回(11月2日と、11日の雨の中での大集会)。八王子、「金八デモ」1回(9日)。
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| 旅(外国) | 21:35 | - | - |
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