2013.10.24 Thursday
地域に生きるライフスタイルを軌道に乗せ、今の仕事にとりかかってから、早、5度目の、柿の実る季節がやってきた。野鳥が数羽柿の実をついばみに飛んできたので、急いでシャッターを押したらどこにも鳥の姿はない。 地域の活動に不義理を重ねて、索引のマーカーつけと、本文の校正「4校」とがやっと終わって、出版社に送り、出版社からは付属物の一部の再校が戻ってきた。 付属物とはいっても、文献リストも、年譜も、家系図も、地図も、目次も、私にはみんな一つの独立した作品に思われる。きちんとやりたい。 これらの完成には11月いっぱいかかるだろう。 ここに至って、あれこれ足りないことに気付くだけでなく、ここから始まるのだと思ったり、関係ないことをもいろいろ考え、やりたくなる。 そういえば、イチローがだいぶ前(20代の終わり)「いろいろ考えてしまうのが人間ですが、でも、それを含めての『力』ですから」とか、「ムダなことを考えて、ムダなことをしないと、伸びません」という言葉を発していた。 野球の場で、全然違う状況においての言葉であるが、私には妙に頷ける。野球をほとんど知らないくせに、すぐ自分に勝手に引き付けるのだ。 しかし、ある目的をもっている人がやることであれば、ムダに見えてもムダなことは一つもないという結果になるのではないか。私がこの1日、どんなムダをやったかは書かない。 とにかく、付属物の再校に戻らなくては予定が狂う。 柿の葉の最後のフレディ君が落ち、実が一つもなくなるのはきっとあっという間だろう。 |