伊藤セツ研究BLOG

このブログは、当初は、勤め先の教員紹介に付属して作成されていたホームページ。定年退職後は、主に、教え子たちに、私の研究の継続状況を報告するブログに変えて月2-3回の更新。
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4日間集中してみたら・・・

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昨年は本当にたった1個だった柿の実が、今年はどうしたのかと思うくらいついている。重くてみんな落ちてしまうんじゃないの?

 

もう、一行でも、とか、少しでもと言っている場合ではなくて、スポーツクラブも、傾聴ボランティアも自分の意思で投げ出して、この4日間朝から夜遅くまで研究に集中していた。まず問題意識があり、たくさんの関連事項、先行研究を読み、資料が机の周りに散乱し、頭の回線が切れそうになり、とってもゆっくりなんてやっていられないって気になる。こんなに焦りを覚えるのはやはり年齢のせいか?

 

資料が足りない。神奈川県立図書館に行かなくてはー。大原社研を検索しなくてはー。アマゾンで探し、手に入る安い古書は前後の見境もなく注文している。今月あと4冊は届くはず。複数在庫あるものはためらいもなく、最も安いものを選ぶ。済んだらまた売るなんて考えられない。私は片っ端からマーカーで印をつけたり破ったりするから、用がすんだら捨てるしかないのだ。もう家の収容容量はとっくに超えている。断捨離だの終活だのをきちんとしている人から見たら、狂気の沙汰である。でもこんな生活死ぬまでというわけにはいくまいとちらりと思う。研究を仕事とする場合、どうしても人並みの生活はできない。だって、なんでこんなことやっているのか、ご近所さんに説明できない。

家の周り草ぼうぼう。ご迷惑だろうなと申し訳なく思うけど、この暑い中、草むしって消耗したくない。いいじゃないか、草ぼうぼうだってー。

なんだか変人のごみ屋敷ならぬ草屋敷になってきた。季節が来ればみんな枯れて目立たなくなるに決まっている。

なんで人間は3回食べるんだ?

 

フーキチは本当に22才になった。立派な髭をすりよせて、邪魔しにくる。

こっちも、食欲あって日に最低3度食事を要求する。

食べて、寝て、私の邪魔をするのが彼の仕事。いつまで続くかなあ!

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| 山川菊栄関係 | 00:32 | - | - |
待ち遠しいという感覚の喪失

 

 

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冷酷にも6月は終わって7月も半ばに地近づく。このごたごたの机上を見よ。まだ同じところでてこずっている。

しかし、この難所を超えるのも時間の問題だろう。すこしづつなどというものではなく、この数日ほとんど机に向かっているにもかかわらず、進むことが出来ないのである。行きつ戻りつというべきか。認識は深まっている。

深まれば深まるほど、気づきも多く、「なぜか」と問う箇所もますます増え、今まで考えもしなかったようなところに手を出し、またそこの深みを知り、この程度で書いてはならない自戒する。全体のバランスもあるから一カ所にこだわって多くのページをさくのは好ましくはない。

毎日毎日、GHQの占領政策とその転換について、読み返しも含めて大著・中(?)著、1970年代ころのものからつい最近の研究成果まで10冊ばかり、さまざまな角度から追っていくと・・・・・。見えてくるものがある。

ページ数の問題でない。新たな関連付けと凝縮度の問題だ。「誰もやったことがないテーマでやれ」師、新川士郎は言ったではないか。この部分いつ終わるかもしれないとも思うが、ちゃんと終わりがくることもわかっている。クラーラ・ツェトキーンの時もそうだった。

このカーソルで、もう何百回(いや何千回だろう)も同時並行で年表をスクロールし、これまで書いた章の修正・加筆箇所を探し出し、右手人差し指はよく壊れない!かわりになぜか左手親指が5月から腱鞘炎になっているけど―。

 

もう何一つ待ち遠しいというものはない。待つまでももなくその日が来て、あっというまに過ぎていくだけだ。

そしてもっとも暑苦しい季節に差し掛かった。

 

冷房をきかせて終日PCに向かって背中を丸くしていると・・・。

背筋をのばすために、背骨コンディショニングに行き、気分転換に、プールに入って「水中ウォーク」をやってこよう!

今週それをやれるのは今日午後しかない!時 間を捕まえてやるべきことをやらないとまたあっという間に失われるから・・・

 

 

| 近況 | 10:55 | - | - |
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